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小さな命を救いたい
アメリカに渡った動物のお医者さん

西山ゆう子 著
(企画・編集・構成 :岩本真利子 )

仕様:四六判 並製本248頁
定価:本体1,500円+税
発行:エフエー出版
表紙絵:葉祥明
装丁:後藤葉子(QUESTO)
2001年5月30日発行

本書の紹介

本書の表紙は、地雷撤去活動の絵本で有名な葉祥明さんの美しい絵です。
アメリカに渡った獣医である著者が、アメリカの動物病院の日常の情景をふんだんなエピソードで語ってくれます。
本書には、捨てられて殺される犬猫を救うために、不妊去勢手術の重要性が懇切丁寧なQ&Aで解説されています。また、ペットの整形手術や安楽死の問題も詳しく答えています。

犬や猫を、生活する仲間と考えている、そんな動物好きのあなたへ
こんなことも、知っていましたか?
犬猫の不妊去勢手術の重要性 動物の安楽死問題
捨てられ、傷つき、苦しむ動物たちをあなた自身が生み出さないために、
いっしょに考えてみましょう。
読後に、あなたがもっと動物好きになり、 動物からも好かれる人になってもらえるために。

この世に一匹たりとも無駄な命などない。
なのに、保健所では毎年おびだだしい数の命が、
何の罪もない健康な命が殺されている。
私たちにできることは唯一つ。 不妊去勢手術をしてほしい。
そしてそれが、ペットに対する最大の愛だと思う。
私一人ではどうすることもできない。 でも、みんなが協力すればきっとできる。
保健所で殺される命がゼロになる日まで・・・ (本書あとがきより)


著者紹介

1961年 北海道札幌市生まれ
1984年 北海道大学獣医学部獣医学科卒業。86年同大学獣医学部修士号取得。 東京と北海道の動物病院勤務の後、90年アメリカ、ロサンゼルスに移住。
1995年 アメリカ合衆国獣医師国家試験合格。
アイオワ州立大学の獣医ティーチングホスピタルで客員獣医師としての勤務を経て、現在ウィルシャー・アニマルホスピタル(サンタモニカ市)に勤務。
1991年 動物の会“アルファ”設立。ペットの人口過剰問題、動物虐待、ノラ猫問題などを中心に、アメリカから専門的な情報を日本へ提供している。また将来獣医師を目指す若者、及びアメリカで動物の勉強をしたいと希望している人に対してもコンサルティングサービスを行っている。


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