人間の時代へ それぞれのメッセージ 中日新聞・東京新聞21世紀工房 編 仕様:A5変型判 並製本200頁 |
本書の紹介
「人間、こいつは素晴らしい」
「21世紀工房」とは、中日新聞・東京新聞の「21世紀像を探る」特別取材チームである。
本書は、2000年の一年間、新聞紙上の特集で週一回連載されたものをもとに編んだ。
ここに登場する人物の生き方に、読者は圧倒されるに違いない。本書で、もし、じっくりと巡り会えた人がいれば、その人のメッセージから学びとれることは大きい。
本書目次
吉永小百合 原爆の詩 読み続ける(俳優)
平山郁夫 二十世紀最後の日 大壁画仕上げる(日本画家)
宇沢弘文 経済成長より人の心(経済学者)
ユン・チアン 真の毛沢東像へ 伝記出版目指す(作家)
小松左京 人類は宇宙に挑戦せよ(SF作家)
村上陽一郎 科学よ、どこへ(科学史・科学哲学者)
大野 晋 言語探索 旅は続く(国語学者)
堀田 力 出世より個性活かせ(元検事・福祉財団理事長)
松沢哲郎 ほとんどヒトです(比較認知科学者)
秋吉敏子 ジャズ語で祖国を弾く(ピアニスト)
佐久間 一 防衛大一期生・元統幕議長
高円宮憲仁 二十一世紀の皇室を語る(高円宮家当主)
松本 大 ネット金融の旗手(マネックス証券社長)
見城 徹 出版界に熱風(「幻冬舎」社長)
武 豊 最高の舞台だから渡米(騎手)
プラティープ・ウンソン ム・秦 「スラムの天使」タイ国会議員に
船村 徹 “流行歌”を作り続けて(作曲家(
ドラガン・ストイコビッチ サッカー・ユーゴスラビア代表主将
出井伸之 未来の“訪ね人”(ソニー社長)
李 美子 歌手生活40年 韓国の“美空ひばり”
ナカムラミツル 絵と作詞(「イラストライター」)
高田賢三 美への情熱 住空間にも(ファッションデザイナー)
安藤忠雄 建物の姿は消えていい(建築家)
呉 清源 国際親善を説く囲碁界の哲人
佐渡 裕 バーンスタイン最後の弟子(指揮者)
高橋 裕 世界の水を見続け半世紀(河川工学者)
中野主一 すい星が木星に衝突と予言(アマチュア天文家)
水木しげる 妖怪漫画家の第一人者
愛新覚羅顕き 中国で日本語を教える 清朝最後の王女
稲本 正 木とともに生き 循環型社会を説く(工芸家)
野田聖子 「女性議員」を普通の存在に
中村敦夫 公共事業監視の先頭に立つ“政界の紋次郎”
林 裕章 「お笑い」を世間に送り続けて(吉本興業社長)
長谷川滋利 “スマート投球”(大リーグ・エンゼルス投手)
幕内雅敏 患者を救う、外科医 極限の判断
美輪明宏 歌手・俳優…… 常識を飛び越える
中村修二 「青色LED」を一人で開発(技術者)
奥田 碩 「人間の顔」が大競争を制す(トヨタ自動車会長)
中村祐輔 ヒト遺伝子研究の第一人者
伊比恵子 ミス日本から転身(アカデミー賞映画監督)
寺澤捷年 漢方薬の効果を科学的に証明(医学者)
藤原新也 日本を撃つ(写真家・作家)
マイケル・アイズナー レジャー産業の雄(ディズニー社最高経営責任者)
鈴木幸一 IT革命の担い手(IIJグループ指揮官)
内山 節 「人間の時代」を説く在野の哲学者
シモーヌ・ベイユ 激動の時代、人生に凝縮(仏政治家)