福島正伸

感動と共感の
プレゼンテーション

発 行:風人社
仕 様:四六判/上製本/208頁
定 価:本体1800円+税
2004年12月24日発行

 

 

感動と共感のプレゼンテーション

福島正伸の「起業」シリーズ

プレゼンテーションとは、「自分が最も輝いている未来」の描き方である。
新事業の魅力に、いかに共感していただけるか。
その具体的方法を公開。
「10分間で経営資源を集める 」

好評『起業学 事業はシンプルに考えよう』の著者が贈る「起業」シリーズ第2弾。


掲載書評(09/2/26更新)



福島正伸(ふくしま・まさのぶ)
<略歴> 1958年、東京都生まれ。
早稲田大学法学部卒業。ビジネスコンサルタント会社に入社、同月、退社。1984年、株式会社ビーボード設立、代表取締役就任。1985年、青年起業家協会設立、会長就任。1988年3月、株式会社就職予備校(現アントレプレナーセンター)設立、代表取締役就任。1989年、日本青年起業家協会(旧青年起業家協会)会長就任。1994年、アントレプレナー大学創設。 <主な実績> 通産省産業構造審議会委員/通産省アントレプレナーシップ涵養事業実行委員会座長代理/通 産省VEC「景気後退局面におけるベンチャー企業の在り方研究会」/通産省VEC「若手ベンチャービジネス育成小委員会」/労働省「雇用者の独立開業支援」調査本委員会委員/労働省「ベンチャー起業支援懇談会」委員/国土庁「地方新規事業調査委員会」委員/神奈川県「起業家支援システム事業化調査研究会」委員/神奈川県「コンサルティングシステム研究会」委員/岐阜県「インキュベート事業化調査委員会」委員/東京商工会議所創業ベンチャー企業支援に関する専門委員会委員/労働省・東京商工会議所・岩手県・山形県・名古屋市・愛媛県・熊本県・島根県・鹿児島県等「起業家セミナー」主任講師/通 産省日本新事業支援機関協議会JANBO「JANBOフェロー」メンバー/国際青年起業家総会企画委員長/社団法人ニュービジネス協議会ニュービジネス大賞人材育成賞受賞/日経ベンチャー/94ベンチャーオブザイヤー「若手企業家部門」受賞/アントレプレナー大学創設

 

『感動と共感のプレゼンテーション』もくじ

 はじめに−自分が最も輝いている未来を描く

第一章 プレゼンテーションの目的
    「社会に貢献する夢を描き、他人に共感していただくことで、自分が生きている価値を見出すこと」

 (1)自分が最も輝いている人生を描く

 (2)あらかじめ、事業の成功条件を整える

 (3)真の支援者(共感者)を集める

 (4)プレゼンテーションで人生が変わる

第二章 共感のプレゼンテーションとは

 (1)伝わらない伝え方と伝わる伝え方
   伝わらない伝え方をした時の相手の反応
   ▽伝わる伝え方をした時の相手の反応

 (2)共感を得られないプレゼンテーションとの比較
  1.説得型プレゼンテーションと共感のプレゼンテーション− 説得しようとするほど、共感できなくなる
   説得型のプレゼンテーション
     話の内容が理屈っぽい/話し方が威圧的/事業が成功することを強調する
   共感のプレゼンテーション
     話の内容にドラマ性がある/話し方に好感/自分と事業に魅力がある

  2.難解なプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション−理解できなければ、共感できない
   難解なプレゼンテーション
    プレゼンテーション・シートの文字が多い/プレゼンテーション・シート一枚あたりの情報が多い/
    プレゼンテーション・シートの枚数が多い/専門用語が多い/内容が難解
   共感のプレゼンテーション
    プレゼンテーション・シートは見てわかるもの/プレゼンテーション・シートは一枚につき一情報/
    プレゼンテーション・シートの枚数は最小限/わかりやすい表現

  3.価値が不明確なプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション
   −自分がわかっていないことが、他人には3倍になって伝わる
   価値が不明確なプレゼンテーション
     話が長い/テーマはわかっても、価値がわからない
   共感のプレゼンテーション
     価値が明確/誰にでもわかるように、価値を体験できる

  4.客観性のないプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション−事業の可能性は、気持ちではなく、事実で語る
   客観性のないプレゼンテーション
     話の内容が主観的/話の内容が一般的 ▽共感のプレゼンテーション/話の内容が客観的

  5.準備不足のプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション−努力なくして共感なし
   準備不足のプレゼンテーション
     話し方が早い/原稿を読んでしまう/時間がなかった ▽共感のプレゼンテーション/
     原稿は暗記して、語りかけるように自分の思いを伝える/すでに成功する準備ができている

  6.ビジョンとポリシーのないプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション−人は不変の存在価値に共感する
   ビジョンとポリシーのないプレゼンテーション
     行動基準がない/商品展開プランがない
   共感のプレゼンテーション
     何よりも優先する明確なビジョンとポリシーがある/商品展開プランができている

  7.他者責任のプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション−他人のせいにすれば何も解決できなくなる
   他者責任のプレゼンテーション
     社会や他人に対して、否定的な表現が多い/事業ができない理由がある/「支援者に問題がある」
   共感のプレゼンテーション
     何事にも前向きな表現/事業ができる理由を探す/すべては自己責任

  8.お願い調のプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション−魅力がないとお願いになる
   お願い調のプレゼンテーション
    魅力がないとお願いになる
   共感のプレゼンテーション
    魅力があれば、相手からお願いされる

  9.決意のないプレゼンテーションと共感のプレゼンテーション−共感とは、相手も本気になること
   決意のないプレゼンテーション
    あらかじめ、?やる?と決めていない/事業と自分との関係が不明確
   共感のプレゼンテーション
    いかなる問題をも乗り越えると決意をしている/自分と事業に深い関係がある

 (3)共感のプレゼンテーションの特徴−「伝えようとするほど伝わらず、感動させようとするほど伝わる」

 

第三章 共感のプレゼンテーションのポイント
    「事業は、はじめる前に成功させる」
    「自分にないものは、他人が持っている」
    「必要なものは、後から集める」

 (1)明確な夢
  1.長期目標と中期目標
  2.行動基準(ポリシー)

 (2)具体的な価値
  1.事業価値とは−事業がどのような価値をもたらすのか
  2.事業価値のポイント
   オリジナリティ(独自性)があること−他人にはできない/
   自分らしい本物の価値−顧客の想像を超えた感動のあるもの−最高のモノをつくる
  3.事業価値の創造−?それがどのような価値をもたらすのか?
   事業価値の事例 /事業価値の作り方

 (3)事業性−事業として成り立つ客観的な根拠
   1.緻密な計画−週単位で期限を決める
   2.客観的証拠−データや実例で伝える
   3.リスクヘッジ−1か月目から利益が出る

 

第四章 プレゼンテーション・シート作成の基本技術

 (1)感動の脚本−ストーリー展開はドラマのように

 (2)全体構成(10分用)

 (3)はじめと終わり−何気なく始めない、何気なく終わらない
  1.はじめ(スターティング)−スターティングの印象が最も強い
  2.最後の締め(エンディング)−エンディングの印象が最も残る

 (4)シート作りの基本
  1.シートの作り方は、将来の仕事の仕方
  2.デザイン ・デザインの統一 ・カラーコーディネイト
  3.枚数
  4.文字−文字の使用は、必要最小限 /大きさ、フォント
  5.写真−使う写真は最高の写真/1枚の写真に人生をかける/
   写真は、できる限り強調したいところだけをクローズアップする
  6.情報量

 (5)見せるシートと解説するシート
  1.解説するシート−1シートにつき、1つの情報の場合/1シートにつき、複数の情報がある場合
  2.見せるシート−情報量で強い印象を与える/全く解説のないスライドショーで余韻を残す

 (6)シート作成の注意点
  1.自分で作る
  2.必ずコピーを取る
  3.画面切り替えは、キーボードを使う

 

第五章 プレゼンテーションの話し方

 (1)大喝采のプレゼンテーション

 (2)話し方の基本テクニック−関心を持たせ、信頼感を与え、共感していただく
  1.うまくやるより、自分らしくやる
  2.雰囲気をつくる
  3.話を盛り上げていく
  4.大きな声で、ゆっくり
  5.語尾をはっきりと
  6.観客の視線を自分に集める
  7.判断を押し付けない
  8.原稿は、丸暗記
  9.練習は、必ず声を出して

 (3)話し方の応用テクニック
  1.常識を否定する−根本的、長期的、全体的視点から物事を判断する
  2.ジョーク(冗談)を取り入れる−一瞬にして注目を集める
  3.身ぶり手ぶりを大きくする−視線が動く眠くならない
  4.強調言葉を使う−意識を覚醒させる
  5.専門用語には、短く解説を入れる−思いやりのある言葉を使う

 

第六章 感動体験ツール−1枚の写真は千字を語り、
    1つの動画は百枚の写真を語り、
    
BGMは印象を3倍にする

 (1)1枚の写 真

 (2)動画・BGM
  1.スタート画面を、BGMなどを使って印象深く演出する
  2.価値を印象的に体験していただく

 (3)実物展示

 (4)サンプル体験

 (5)寸劇

 (6)ショー(ファッションショーなど)

 

第七章 共感のプレゼンテーションの本番

 (1)決意

 (2)うまくやるより、一所懸命にやる

 (3)チームワーク

 (4)質疑応答
  1.話を真剣に聞く−相手の話を聞くほど、相手もこちらに関心を持つ。
  2.批判に感謝する−感謝することで、批判は信頼に変わる
  3.ビジョンとポリシーに基づいて話す−お客様や社会のために答える
  4.課題、問題点もはっきり伝える−わかっていることが信用になる
  5.過去の実績をまとめておく−何をしたかよりも、そこから何を学んだか
  6.重要な数字は暗記しておくこと−小数点以下までスラッと言える
  7.自分の経験を語る−経験したことは誰も否定できない

 (5)非常事態の対処法−トラブルに対する対処の仕方で感動を与える
  1.パソコンが動かなくなった
  2.操作を誤って、違う画面が出てきた
  3.画面が映らない
  4.原稿を忘れた
  5.他の発表者が、緊張して発表ができなくなった

 (6)会場内で火事が起きた

 (7)突然の大地震で、会場の壁に大きな亀裂が入った

 あとがき