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山田宗睦著 まち・みち・ひと・とき 少年時代に日本の古典に熱中した、昭和と同い年の著者は、
発行:風人社 装幀:高麗隆彦
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<略歴>
1925年下関生まれ。幼少期を下関、稚内、金沢、函館で過ごし、水戸高校を経て、京都帝国大学文学部哲学科を卒業。1995年まで関東学院大学教授。
著書、『山田宗睦著作集』『魏志倭人伝の世界』『異志倭人伝』『わたしの日本誌』『道の思想史』『花の文化史』『ヤポネシアへの道』『旅のフォークロア』『神々と天皇』など多数。
<推薦>鶴見俊輔氏(ある同時代人の肖像より)
山田宗睦は、いばらない人である。そのことに感心する。/彼はながいまわり道をして、中年以後になってから、少年期に好んだものにもどってきた。『道の思想史』以後の仕事が、彼にとっては、打ちかけにしておいた碁の打ちつぎのようなものだろう。/こどものころから彼は日本のちがった土地に住み、その場、その場で出会うものをよく見ていた。この観察の積み重ねが、『水の精神史』『花の文化史』『菊』などによくあらわれている。/それ以前の時期に、彼はマルクス主義の哲学、西田哲学、三木清の哲学、コミュニケーションの理論について研究した。観念の配列を主とするこれらの研究が、その後の仕事、とくに『日本書紀』の解読にどういかされるのか、私に、それを見とどける時間がのこされているかどうか。
★本書の目次
序に言う・旅すること・愛そして人生
まち〜あの町 この町 日が暮れる
・下関…… かまぼこ/他者の眼
・稚内……人生の源/綿菓子/天の
・函館……哲学の原風景/青函連絡船/融雪
・水戸……ガラッゴロ、ガラッゴロ/銀の匙
・辻堂……道祖神/天来の妙音/桜花園通りみち〜いま来た この道 帰りゃんせ
・馴染みの道
・人生という旅
・ジャランジャランと平和への道
・トリアー、哲学の道
・雲南植物誌のこと中程に言う・その日〜透けて見える
ひと〜みんな みんな 優しかったよ
・人とのふれあい
・永谷良夫さん
・坊主の会
・安田武よ
・この鶴見が好きだ
・俊輔の本一つ
・竹内良知さんを悼む
・戸井田道三さんを偲ぶ
・うつむきうつむき信夫さんが来る
・ミヒャエル・エンデにとき〜その雪の 時じきがごと…… 思ひつつぞ来る
・ヘリコバクター・ピロリ
1 眼界今無レ染
逆耳〜 宮原の道祖神/短歌と日本人/文芸のはじめに歩きがあった
武蔵路の復元/おようという女
2 日本紀寸見
筑紫史益/日本書紀の地名、二つ/現代語訳日本書紀・あとがき
3 それでもの三論と、書評一つ
各地に戦争資料館を建てよう/昭和天皇/渡辺清の本一つ/湾岸戦争・ハンカクサイ
あとがき