今回は、(こ)が記します。

 1月25日、取次の委託配本リストが出来上がり、納品がてら受け取りに行ってもらいました。地方小出版流通センターからはファクスで送ってもらいました。現在、データ入力中です。もう少々お待ち下さい。

 前後しますが、見本本ができてからの経過を記します。
 1月11日(水)、『誰も知らない丹沢』の見本が上がり、翌12日、取次に見本出しに行きました。
 見本出しは、取次の本社にある仕入課という部署に見本本を持っていき、本のジャンルと大まかな特徴を説明し、委託希望部数を述べます。仕入課の担当者は、こちらの話を聞きながら、本のサイズを測ったりページを見て伝票を書きます(日販の場合はコンピュータにその場で入力)。そして翌日の午後、決定した委託数を電話で問い合わせます。
 銀行のように番号札(プラスチック製、担当者ごとに色が違う。日販はソフトケースに入れている)を取り、呼ばれるまで長椅子に座って待ちます。待っている間、前のカウンターを見ていると、他の出版社の方は慣れた様子で、数種類の新刊を前にトーハンの担当者と話しています。
 私は仕入課に行くのは毎回緊張します。風人社は他の出版社に比べると年刊の発行点数が少ないので、仕入課には数えるほどしか行ったことがありません。今でも何階にあるのかよく覚えていないほどです(納品は毎週行っているので全然違和感はありません。今は私ではなく、別の者が担当います)。昨年は3冊新刊を出したので(これでも以前に比べると格段に多いのですが)、3回行きました。
 トーハンは、仕入課の担当者が版元ごとに決まっています。取引のある会社が何社あるのかわかりませんが、6~7人で分担しているのだと思います。一人あたりの担当社数はかなりだと思うのですが、年数回しか訪れない風人社をトーハンの担当者が覚えていたことにびっくりしました。ある意味(いろいろな)印象深いのでしょうか。

 今回の配本の傾向としては、トーハンは首都圏の書店にまんべんなく1冊ずつ配本している感じです。逆に日販はチェーン店系の配本が中心です。
 笑ってしまったのは、委託をお願いした全ての取次が、紀伊國屋新宿本店に配本していることです。本店は弊社で営業にも行って15冊(!)の新刊注文をもらっています。なので、30冊近く集中していることになります! 反対に、今回に限り、どうしたことか、三省堂神田本店には、どこからも配本がありませんでした。しかも営業に伺ったときに担当者がお休みで新刊注文もないため、1冊も置いてないことになります。三省堂は山の本のコーナーは品揃えも豊富で充実しているので、置いてあればなあと思うと残念です。

 昨日、数軒の書店を見てきました。
 まず、新宿紀伊國屋本店ですが、たくさん配本された本を生かしてくださり、平台に8冊平積、さらに棚に6冊面陳しているそうです。平台には弊社のポップ、面陳は『丹沢の行者道を歩く』(白山書房)と一緒に配置してあり、バリバリに「丹沢」を意識した並べ方です。しかも面陳の方には、紀伊國屋が独自に作成したポップがつけてあり、「売れてます!」と書いてありました! 感激して思わず、自分でも一冊購入しました。

2006年1月26日紀伊國屋新宿本店7階

2006年1月26日紀伊國屋新宿本店7階

 私の隣で棚を見ていた中年の男性が、私が本を手に取ったら、つられるように『誰も知らない丹沢』を取り、パラパラと見始めました。私は背後から「買ってえ~」というオーラを送っていたのですがその思いは届かず、その男性は約3分後に本を戻しました。残念でしたが、こんなに長く熱心に自社の本を手にとってくれている人を見ることができ、とても嬉しかったです。今度はレジに持っていく瞬間を是非みたいです。

2冊並べて面陳列

2冊並べて面陳列

こんなポップ感激です。

こんなポップ感激です。

2点ともアップでのせました

2点ともアップでのせました

昨日までに確認確認できた書店の状況です。
 ・新宿は紀伊國屋新宿本店、紀伊國屋新宿南店、ジュンク堂新宿(三越)
 ・渋谷では紀伊國屋渋谷店(東急プラザ、先週確認)、ブックファースト(すみません、未確認です)
 ・神田・神保町では、書泉グランデ(2F)、三省堂(2F)、お茶の水名渓堂
 に本があります。
 ・また、読者の方から有隣堂厚木店に並べられているという情報を頂きました。ありがとうございます。

2006年1月26日三省堂神田本店2階

2006年1月26日三省堂神田本店2階

 本がないはずの三省堂は、平台に2冊ながら平積みになっていて、これも感激しました。名渓堂もリストには上がっていませんが、ちゃんと丹沢の本の群の中にいました。

 みんな頑張って売れてほしいです。リストは早めにアップするよう努力します・・・。
 興奮して長くなってしまいました。すみません(こ)